2017.6.21 映画ダブルミンツ

2017.6.21(水) 雨

 

映画「ダブルミンツ」観賞 

 

読了後の疲労感(良い意味で)のために、頻繁に読むことのない明日美子先生作品。

(読めば後遺症に悩まされる日々・・笑)

映画の前に久々に読んだら結構えろしーん多くって心配に・・これを・・??

えろしーんもとっても重要だと思うので無くなっても困るけど、過激・・!

( ってのを考えすぎてストーリーとか役者とかの不安を全然考えてなかった。笑)

 

実際映画観てみたら、心配だったえろは3割くらい?笑

うまいことカットというか端折られてて安心して観られたし、

暴力・痛い系のシーンも目を覆うようなところはいっさい無く。

大人なら普通に誰でも観られますかね。

あとは2人の愛(関係性)の部分を理解・自ら解釈とか飲み込めるかどうかで

結構難しい内容だよな~~よく映画化したなぁ・・としみじみ思いました。

ネットで少しインタビュー見たけど、パンフレットに詳しい映画化の理由って語ってるのかな?

パンフレット読みたい・・・・

 

映画を観たおかげで改めて「ダブルミンツ」について考えさせてもらってます・・・

 

同じ名前を持つ2人の人間。2人で1つの球体。ちぎれて離れたみつおとミツオ。

2人がまた一緒になるところから話は始まって、球体はどんどん転がっていく。

本当に、どこに転がっていくんだろう・・・とハラハラ見守るしかない。

みつおも眠るミツオに問いかけるけど、映画でも本当に素敵なシーンでした。

 

私が特にグッと来たシーンはやはりラスト。。

みつおの台詞にミツオのあの表情、そして音。完璧でした。

思い出して泣きそう。

暗い話だけど、ハッピーエンドだよね?ミツオぉ・・・

(音楽も良かったんですよね・・サントラ欲しい)

 

みつおの感想は結構見るんだけど、

個人的には淵上さん演じるミツオが、ばっちり自分の考えるミツオだったのが嬉しい。

狂ってて、気持ち悪さ最高でした。桃のシーンの色気も最高でした。

それであのラストでしょ・・・(2回目)

全編通して、ミツオの心を見させていただきました。

映画観てミツオが大好きになりました。ありがとう淵上さん。

 

漫画の実写映画なんて・・最悪・・なんて思っていた昨年11月。

今は、あの漫画をよくぞここまで実写映像化してくれました・・・と。

ダブルミンツ」の映画を製作されたすべての方に土下座で感謝です。

みつおの田中くんもこの映画の為に体重14kgも落としたんだとか、完璧に中村明日美子先生の描く人体ですよ。

役者としての情熱・根性に脱帽です(応援したくなる気持ち少しわかった。笑)。

学生時代の2人も本当に素晴らしかったんだけど、書き始めたらもう止まらない。

それだけ語れるくらいには魅力を感じた映画でした。

 

そして

映画観てさらに「ダブルミンツ」が好きになりました!!

めでたしめでたし。